緑内障(りょくないしょう)の薬物治療、手術、患者さんの体験談

緑内障(りょくないしょう)の手術を受けた患者さんの体験談はこのページの下部をご覧下さい。緑内障の患者さんを絶対に失明に至らせないよう、気合を入れて薬物治療と手術を施行しておりますので、任せといてください。タイムリーな点眼の追加、手術に踏み切るタイミング、細菌感染しにくく、かつ長い先まで低い眼圧を維持できる手術の施行がポイントです。横浜相鉄ビル眼科医院では、患者さんとよく話しあった上で、手術を施行するかどうかを決めています。

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緑内障とは・・・視神経がいたんで視野が狭くなってくる病気です。いろいろな説がとなえられていますが、「眼圧がその人の神経が耐えられる値よりも高いために、視神経がいたむ」と考えられています。すなわち、眼圧が低い人でも、視神経がそれに耐えられないぐらい弱ければ神経がいたんでくるわけです。

まずは検査ですが・・・・

初診で受診の後検査の予約をとって、後日検査のため来院。下手したら説明はさらにその次・・・・・とんでもない。みなさんお忙しいのに。

人間ドックで「緑内障疑い」や「視神経乳頭陥凹」などでで引っかかった方、最新型のカールツアイス社製ハンフリー視野計での即日検査で、即日結果をお伝えします。視野の検査時間は15分、痛みはなし、まぶしさもなし、料金は3割負担で1800円です。初診料すべて込みで5000円をきるぐらいです。ちなみに、視神経乳頭陥凹と視神経乳頭陥凹異常と緑内障疑いは同義語です。

ハンフリー視野計は業界標準機なので、当院でのデータは引越しなどで他院に持っていってもそのまま使えますので、無駄になりません。ご希望の方にはコピーをさしあげます。

緑内障と診断された場合・・・・

緑内障は初期のうちは目薬で進行を止めます。薬物治療に関しても、豊富な経験を持っています。

ほとんどの患者さんが目薬だけで問題なく一生過ごせますので、早期発見が重要です。手術になるとか失明するわけじゃありませんので、安心して検査に来て下さい。

それでもだめな場合は・・・・

手術となります。難しいのは、

●手術に踏み切るタイミングをどこにするかの見極め

●良い手術ができるかどうか

であると考えますので、眼外科医を標榜する私としては、気合を入れて判断と手術に臨んでおります。手術医ゆえに、手術の問題も熟知しておりますので、やみくもに手術を勧めたりはしていません。

緑内障は、眼圧が上がることにより、視神経がいたんでくる病気です。しかし、眼圧がものすごく高くても神経がぜんぜんいたまない人もいるし、眼圧が低くてもどんどんいたんでくる人もいるので、その人の神経にとって適切な眼圧に調整することが大切です。

緑内障はいろいろなタイプがあり、正確な診断が大切です。眼科にかかっていても、正確な診断がなされていない場合があります。

目の中には隅角という、眼内の水(房水)の出口に当たるところがあります。

その全部、ないしはほぼ全部が急激に閉じてしまうのが、急性閉塞隅角緑内障です。これは患者さんの割合で言うと非常に少ないですが、なってしまうと、眼圧がすごくあがって、一晩で失明したりします。レーザーないしは水晶体を取ることによって治療します。

隅角の一部が閉塞しているために眼圧があがっているタイプの緑内障(閉塞隅角緑内障)が、慢性閉塞隅角緑内障です。これも、レーザーないしは水晶体を取ることによって治療します。この診断が意外と難しく、狭いだけ(狭隅角)と閉じている(閉塞隅角)を混同しているドクターも見うけられます。狭隅角でも、閉じていなければ開放隅角です。このタイプの緑内障も、割合で言うと非常に少ないです。レーザーで穴を開けましょう、といわれた人は、このタイプの緑内障になりやすい人です

隅角がいつも開いている緑内障(開放隅角緑内障(正常眼圧緑内障を含む))は、目薬で治療します。ほとんどの患者さんはこのタイプに属します。目薬を1つさして、それでも神経がいためばもう一つさして、それでもいためばもう一つ、というぐあいに増やしていきます。それでもだめなら手術、ということになります。開放隅角緑内障の中で、眼圧がいつも正常(20以下)なものを正常眼圧緑内障、と呼んでいますが、眼圧がいつも正常範囲内かどうかは1日24時間絶え間なく測ってるわけではないのでわかりませんので、開放隅角緑内障の中で、病院で測定する時の眼圧がいつも20以下のものを仮にこう呼んでいるにすぎません。

開放隅角緑内障(正常眼圧緑内障を含む)の手術は大きく分けて2種類、繊維柱帯切開術(トラベクロトミー)と繊維柱帯切除術(トラベクレクトミー)があります。

トラベクロトミーは目の中の水の出口を切開して拡げます。こうすることにより、眼内の水(房水)を出やすくして、眼圧を下げるわけです。これは、比較的早期の緑内障にも施行します。

トラベクレクトミーは目の中から外へのバイパスを作り、水を外に出すわけです。効果が強いですが、外から菌が入りやすくなりますので、進行した症例に施行します。

ところで、トラベクレクトミーは抗がん剤を使用しますが、この副作用で、時間がたってから結膜が薄くなって、破れてしまう場合があります。これは非常にゆゆしき問題で、失明につながることが多くあります。この問題に対する回答は私なりに追及しており、ノウハウと自信を持っています。また、もし破れた場合の手術も経験しておりますので、任せておいてください。

静岡赤十字病院において、多くの患者さんに手術を施行し、患者さん、紹介してくださった先生方に喜んでいただいております。そのノウハウを横浜相鉄ビル眼科医院に持ち込んでおります。

上の写真はトラベクレクトミー手術の術後の写真です。下を向いてもらって、まぶたを上げて、横からとったところです。黒目の上の部分が膨らんでいるのがお分かりいただけますでしょうか。眼の中の水のバイパスを作ってここに池のようにためて、結膜から吸収させることによって眼圧を下げます。池は普段は上のまぶたに隠れて見えない、というわけです。


mail: otaka@isao.com

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